歯科コラム

歯科への志望動機って?例文を交えながらポイントを確認

歯科医師の場合

歯科医師の場合
まず、志望動機を考える際に明確にしておかなければならない点があります。
・前職を退職する理由
・今後どういう風になっていきたいか
この2つをまず明確にしておかないと、志望動機を考える際に、筋が通らなくなってしまうことがあります。なぜ前の職場を退職しようと思うのか、という理由は次の職場に何を望んでいるか、ということと同じ意味を持ちます。そのため、その点を志望動機に絡めて書けるととても説得力が出ます。

そして、今後のキャリアについても同様です。前職ではそのキャリアを積めないと感じた理由があり、次に就職するところではそれが得られると考えている、ということも重要です。もし、退職理由が「大学病院では経営は学べないこと」で、今後のキャリアが「開業医として成功すること」なのであれば、以下のようになります。
「大学病院で勤務していましたが、いずれは開業することを志しております。歯科医師としての技術はそれなりに積んで参りましたが、開業医に必要な経営に関しては全く無知の状態です。複数医院を展開されている貴院にて、歯科医師としての技術をより向上させるとともに、経営手腕を勉強させて頂ければと思い応募させて頂きました」
次に必要なのは、
・歯科医師としての自身の方針
・得意(もしくは技術を高めたい)領域
の2つを明確にすることです。
歯科医師として、どうありたいのかをなぜ歯科医師になったのかなども含めて書けると良いでしょう。また、自分のやりたい分野についても、書く必要があります。歯科とひとくくりにしても、治療や審美、矯正、インプラントなど細かく分野が分かれていますので、専門的にやっていきたいことが決まっている方が良いでしょう。
もし、「歯並びの悪さに悩んでいたが、矯正治療によって悩みが解決したことに感動し、同じような境遇の人を救いたいと思ったことから歯科医師を目指した」のであれば、以下のようになります。
「私は、幼少の頃、歯並びが悪く、長く悩んでおりました。人前で笑ったり、話したりするのも嫌で、一人で過ごすことも多かったように思います。しかし、母にすすめられて行った矯正治療によって、歯並びの悪さは解消し、長年の悩みが嘘のようになくなりました。それにいたく感動し、同じような境遇の人を一人でも多く救いたいと思い、歯科医師をこころざしました。大学病院では歯科治療に関しては一通り経験いたしましたが、やはり歯科医師をこころざしたきっかけとなった矯正治療の領域において、技術を磨いて参りたいと考えております。そのため、矯正治療に関して高い技術力を持たれる貴院での勤務を志望いたしました。」
最後に、志望する病院がなぜ自分の理想に合う、と思ったのかという理由があるとより良いでしょう。「技術がある」や「評判が良い」などでも問題ありませんが、「なぜ技術があると思ったのか」「なぜ評判が良いと思うのか」というところまで具体的に話せると説得力が増しますし、「この人はちゃんとうちの病院のことを知っているのだな」という印象を与えることが出来ます。
「●●の症例数は日本でもトップクラスだと聞いた」「貴院の院長先生の講演を聞いて感銘を受けた」など出来るだけ具体的なエピソードを用意しておくと良いでしょう。

志望動機は、職務経歴書などの書類にまず記載することが多いですが、書類選考が通った場合は、面接でも同じ事を聞かれることがあります。その際は、書類に書いたままを言うのではなくて、具体的なエピソードなどを織り交ぜつつ、膨らませて話せるようにしておきましょう。

歯科助手、歯科衛生士の場合

歯科助手、歯科衛生士の場合
歯科衛生士や歯科助手の転職や就職の場合はどのように志望動機を書けば良いのでしょうか。 ■前職は異業種の場合 まったく別の分野から歯科助手や歯科衛生士に転職する場合も多いかと思います。その場合は、まず、
・なぜ歯科助手(衛生士)になろうと思ったのか
・前職の経験をどういう点で歯科助手(衛生士)に活かすか
の2点について考えましょう。
まず、なぜ歯科領域で就職をしようと思ったのかの部分は、たとえば、「資格を持っているから」や「以前から興味があった」などが最適です。「出産を機に社会から離れていたが、育児も落ち着いたので、社会復帰を考えたとき、もっている資格を活かせたら、と考えた」なども良いでしょう。
前職の経験に関しては、もし前職が接客業なのであれば「お客様と接する中で培ったコミュニケーション力が患者さんとのやりとりにも活かせると思う」などが最適です。
また、現在、資格の勉強中なのであればそれも伝えましょう。いつまでに取得予定です、などと伝えるとあなたの意欲が伝わりますよ。 ■前職が同業種の場合 他の病院から、別の病院へ転職する場合は、
・前職の退職の理由
・歯科の方針
の2点について、記載をしましょう。なぜ、前職を辞めた(辞める)のかを志望動機に絡めて、書けると良いでしょう。単に家族の転勤などであれば、それもそのように伝えましょう。もし、治療方針や、やり方が合わなかったのであれば、どういう点が合わなかったか、志望している医院はどういう点で合うと思うのかなども含めて書く必要があります。その際は、どのようにその医院の治療方針を知ったのかなども書けると良いでしょう。インターネットで見た、どこかで紹介されていた、実際に通っている人の話を聞いた、などが最適です。
もし、前職の退職理由がネガティブなものなのであれば、無理に書く必要はありません。(例えば、人間関係の問題があった、先生と気が合わなかったなど)

歯科医院への転職の際は、以上の点に気をつけて、志望動機を書いてみましょう。実際に書く際は、読みやすく簡潔な文章を心がけると良いでしょう。

今井歯科では、質の高いチーム医療を一緒に目指してくださるスタッフを募集しています。おもてなしの心を大切にする今井歯科で一緒に働きませんか。詳細は医院までお問い合わせ下さい。