歯科コラム

歯科医院転職時に確認したい!医院選びと自己アピールのポイント

歯科医師、歯科衛生士の皆様は、どのような理由で別の歯科医院への転職を考えたことがあるでしょうか。
おそらくその理由の多くが、給料が少ない、勤務時間が長い、人間関係がうまくいかない、期待していた職場環境ではなかった、などといったさまざまな悩みからでしょう。
そのなかには違う歯科医院への転職を考えているが、どういったところを選べばいいのか。採用してもらうためにはどういった自己アピールをすればいいのかなど、頭を悩ませている方もいることでしょう。
そのような悩みを抱えている方のために、今回は転職の際の歯科医院を選ぶ時に気をつけるべきことと、自己アピールのポイントについてご紹介します。

不満に感じたことを明確にすること

不満に感じたことを明確にすること
転職を考えるきっかけとなった今の職場への不満は、少ない場合もあれば多数ある場合もあるでしょう。転職をする際は、そういった不満に感じたポイントが改善できることを前提とした歯科医院選びをすることと思われます。
そこで重要となるのが、今の職場に感じている不満を明確にしておくことです。これは、不満に思ったことが少ない場合はあまり問題ではありません。
しかし、不満に感じる点がとても多い人の場合、不満ばかりが先に出てしまい、自分がどのような職場で働けることを希望していたのかを忘れてしまいがちです。
そうならないようにするためには、今の職場を早く辞めるために転職を考えるのではなく、今の職場への不満を改善するために転職することを考えましょう。
そして、不満に感じたポイントを項目にするなど、しっかり明確化しておくことです。そうすることで、次に働く歯科医院を冷静な状態で探すことができ、また歯科医院を選ぶ時の参考にすることができます。

妥協できることを決めておくことも必要

転職のために次に働く歯科医院を選ぶ際には、少なからず妥協点を作っておくことも必要です。
特に、今の職場への不満があまりに多い人の場合は、不満に思っていることを明確にするだけでなく、優先したい改善点を選んでおきましょう。その理由は、転職をしたからといって必ずしもすべての不満が解消されるとは限らないからです。
また、不満に感じたことが多すぎることによって、却って歯科医院選びの妨げになってしまうこともあります。
どのようなポイントを優先して歯科医院を選ぶかは、スムーズに転職をしたいと考えている人には必要なことであるため、頭に入れておきましょう。

こういった時は転職を考えるべき

こういった時は転職を考えるべき
今の職場に不満はないけれど、少々心配に思うことや不安があるという人は、転職を考えるべきかもしれません。
たとえば、学校を卒業し、勤め始めた歯科医院はスタッフが少なく、常に慌しく忙しい状態であるために先輩衛生士や歯科医師からなかなか指導を受けられない。
また先輩歯科医師や衛生士のアシストを中心とした業務ばかりで、スキルアップにつながる業務が行えないなどです。
こういった職場環境であるために、いつまでも基本的なことしかできず、歯科医師、衛生士として成長できないといった悩みを抱えている方は転職を考えるべきかもしれません。
自分が成長するためには経験だけでなく、先輩である衛生士や医師からの指導は欠かせません。
この場合、次に働く歯科医院選びの際に新人教育やスキルアップのための講習などをしっかり行っていることを明確に記載している歯科医院を選ぶようにしましょう。
さらに、賞与、保険、有給休暇、昇給制度などが曖昧になっている歯科医院は要注意です。しっかり報酬が得られ、しっかり休むことができ、安心して医療機関にかかることができる職場に転職されることを推奨します。

自己アピールと希望する理由をしっかり伝えること

転職の際は、就職を希望している歯科医院に対しての自己アピールをしっかり行わなくてはいけません。というのも、中途採用を希望された歯科医院側は「どうして当院を選んだのか」、「採用することで当院が得られるメリットは何か」といったことを見極めたいからです。
そのため、その歯科医院を選んだ理由がしっかり伝わらなかったり、アピールポイントが少なかったりすると、他の歯科医院でもいいのではないかと思われてしまいます。
そうならないようにするために、まずは自己アピールをしっかり行いましょう。自己アピールは、歯科医院側に対する自己紹介のようなものです。以前の職場でどのようなことを学んだのか、どのようなことができるのかを説明することで、歯科医院側がどのように役立つことができるのかを判断することができます。
さらに、上昇志向があることをアピールするとよいでしょう。「前の職場で学んだことを活かし、貴院でさらにレベルアップを図りたい」といったことや「貴院で○○を身につけ、歯科医師、または衛生士として成長したい」といったことです。そうすることで過去の経験で役立てるということをアピールできます。
さらに近年では独自に取り入れている治療法や技術がある歯科医院が多くなってきているため、学ぶ姿勢があることを伝えることは歯科医院側にとって大きなメリットになります。
以上のように自己アピールをすることで、自分という人材を積極的に歯科医院側に推していきましょう。

ブランクがあっても自己アピールできる

ブランクがあっても自己アピールできる
結婚、出産、育児など、さまざまな事情により仕事を辞め、大きなブランクがある方。そんな方でもふたたび歯科従事者として働けるチャンスはあります。
それは、出産や育児といった人生において重要な経験をした大人の女性としての感性を重要視しているところがあるからです。
そういった女性の落ちついた雰囲気や思いやりの気持ちは、患者にとって安心して治療を受けられる要素にもなります。そのため、とても頼りにできるという歯科医院スタッフの声もあります。
さらに近年では歯科医院への来院が難しい患者様のための訪問診療が増えてきています。口腔内ケアやブラッシング指導がおもな仕事となる訪問診療は、ブランクがある方でも取り組める仕事といえます。また、若い女性よりも主婦などの落ちついた女性の方が安心感を得られるという声もあるため、訪問診療における主婦層の女性への求人は増えていく可能性があります。この機会にぜひ転職を考えてみてはいかがでしょう。