歯科コラム
歯科衛生士と育児を両立したい!職場選びのポイントは?

歯科衛生士という職業は、その他の職種と比較して、圧倒的に女性が多いです。それだけに、妊娠や出産、子育てという女性ならではのライフイベントと仕事の両立に悩まされている方も数多くいらっしゃることでしょう。とくに育児との両立は、多くの歯科衛生士の方が苦労されている点ではないでしょうか。ここではそんな歯科衛生士と育児を両立したいと考えている方に、職場選びのポイントをご紹介します。
子どもを保育園に預けて働く
また、昨今話題となっている待機児童問題についても、要注意といえます。希望の保育園が見つかったとしても人気が高い場合は抽選となり、場合によっては入園できないかもしれないからです。そういったケースでは、認可保育園のみを選択肢に入れるのではなく、無認可保育園も視野に入れながら保育園を探す必要が出てきます。
託児所が併設されている歯科医院で働く
ちなみに、託児所が併設されている歯科というのは、小さな歯医者より比較的大きな病院などに多い傾向あります。病院には、女性の歯科衛生士だけでなく、女性医師や女性看護師なども勤めていますので、託児所の需要も非常に高くなっているのです。また、育児中であっても優秀な人材を積極的に採用していきたいという病院側の意向も反映されているのでしょう。
育児との両立を望む歯科衛生士の求人について

というのも、求人情報に記載されている条件の中で、勤務時間や勤務形態などを満たせないことも多々あるからです。けれども、中には育児中の歯科衛生士を歓迎してくれる歯科医院もあります。多くの場合はシフト制だったりしますが、キャリアや実力があって、歯科医院に貢献してくれる人材であれば、育児中でも積極的に支援するという歯医者も存在しているからです。逆に、育児との両立を奨励していない歯科医院はあまり選ばない方が賢明といえます。
ママさん歯科衛生士の職場選びのポイント
職場選びのポイントとなるのは、やはり歯科医院側の受け入れ態勢が整っているかどうかです。求人の段階で、復帰を考えている歯科衛生士を歓迎する条件が提示されていれば、面接を受けてみても良いかもしれません。その際は、こちら側の主張ばかりせず、歯科医院側の希望や条件にしっかりと耳を傾ける必要があります。育児中だからといって、自ら条件を狭めてしまうようなことがあると、せっかく相手方に受け入れ態勢が整っていたとしても、採用されないこともあります。