歯科コラム
歯科衛生士として復帰!復帰先の歯科を選ぶ際に気を付けるポイント

一度は離れた職場だけれど、やっぱりもう一度歯科衛生士として働きたい!子育てが落ち着いてきたからそろそろ復帰しようかな、と考えている方など、歯科衛生士として改めて活躍したいと思っている方は多いと思います。復帰を目指すにあたって、どの歯科医院で働くか、仕事と生活をどうやって両立させるかなど悩みはつきものですよね。せっかく復職をするなら、自分に合った場所を見つけたいもの。復帰先の歯医者を選ぶには、どのようなところに気を付けるべきなのか、選び方のポイントをまとめました。
復帰を考えるときに気になること
■家庭のことと両立できるのか不安
結婚や子育て、介護といった家庭での役割と仕事を両立できるのかどうか、不安に思っている方は多くいらっしゃいます。子供が学校に通いはじめたり、要介護の家族が施設へ入ったりして余裕がでてきたのはありがたいことですが、それでも仕事をはじめるとなるといろいろな制約がでてきます。看護や介護で急に仕事を休まないといけなくなったら、帰りが遅くなってしまったらなど、家のことを考えながら仕事をするというのは想像以上に負担に感じるものですよね。
■ブランクがあるので、きちんと仕事ができるのか不安
仕事を離れていると、技術や知識が衰えてしまっているのではないかと不安になりますよね。歯科技術も日々進歩していますから、以前の技術や知識では対応できないかも…と心配になってしまいます。1年ほどのブランクならまだしも、数年離れていたとなると、自分自身の腕がどこまで通用するのかは気になるところです。また、ブランクがあっても受け入れてくれる歯医者があるのかどうかも心配になります。働きたい!という気持ちはあれど、それが受け入れられるのかが問題となってきます。
今どきの歯医者事情-歯科衛生士の需要は?-

ここがポイント!復帰先の歯医者の選び方
■技術支援やスキルアップ制度があるか
ブランクがあっても、病院の制度として勉強会や講習会に参加できるような技術支援、スキルアップ制度があれば安心ですよね。ただ働くだけではなく、技術やスキルの向上を積極的に行っている歯医者は復帰もしやすいです。また、最新技術を導入しているなど医療技術の進歩をしっかりと見据えているところは、今後のキャリアにとってもプラスになります。
■ワークライフバランスに理解があるか
復帰してから家庭のことが全くできないという事態は避けたいもの。働きだしたらそうも言っていられない?と思われるかもしれませんが、歯科衛生士は女性の割合がとても多いので、対策をしている歯医者も数多くあります。フルタイムでなくても、週5日でなくても就業可能なところはたくさん見つかります。家庭に合わせて無理なく働ける場所を見つけましょう。