歯科コラム

転院したい|歯科医師・歯科衛生士が上手に仕事を辞める方法

転院したい|歯科医師・歯科衛生士が上手に仕事を辞める方法

現在の職場から転院を検討していても、いざとなるとなかなか辞められないものです。そこで今回は、上手に職場を辞めるためのノウハウをご紹介します。

法律上辞める際の決まりごとや期間契約を結んでいる場合の損害賠償なども併せて考えてみましょう。今よりもステップアップするため、職場をスムーズに辞めたいと思っている方にぜひ参考にしていただきたいと思います。

「歯科医院を辞めたい」と思ったらすぐに辞められる?

どこの職場であっても、急に伝えてその日にすぐ退職するというようなことは、社会人としてなかなか難しいのが現実です。退職に関して知っておくべき事柄をご紹介します。

■法律では2週間前までの申告で退職できる
歯科医師・歯科衛生士に限らず、全ての労働者は民法第627条の規定により、退職希望日の2週間前までに退職の意思を伝えていれば辞めることができます。

■歯科医院の勤務規定で退職できない期間である場合は?
入社した際、歯科医院の社内規定により退職できない期間が決められている場合があります。数カ月の試用期間などが設定されているような場合は退職が難しいかも知れません。しかし、期間が年単位の設定であったり、退職時の通達が1年前からの申告といったような長期間で設定されているような場合は無効である可能性が高いです。

■入社時に働く期間を決めて契約している場合
面接で働く期間を決めて雇用契約を結んでいる場合は、その期間内であれば退職が難しい場合があります。雇用期間が決まっている場合で、辞めたい理由がやむを得ない理由ではなく一方的に個人的な理由である時は、契約違反として損害賠償請求をされる可能性もないとは限らないので注意が必要です。

なかなか辞められない場合どうする?

辞める側が伝える前に契約時のことなどに配慮をするのはもちろんですが、いざ辞める意思を伝えても、思うように話が進まず辞められないこともあります。

■後任が決まるまでは勤務することが条件となる場合
辞めたいということは了承してもらえても、「次のスタッフが決まったら退職してもよい」という約束は、自身の退職日が決まらないため避けたいところです。この条件の場合、次の就職活動をしたくても、いつから働けるのかがわからないのでは、新しい勤務先を決めるのに不利に働くことが多いのです。そして歯科医院も期限を設定しないままでいると、次のスタッフ雇用に真剣に取り組んでくれない可能性もあるため、退職までが長引くことも考えられます。

■辞めることを頑なに拒否される場合
昨今の歯科医院は、スタッフ不足が課題となっていることもあり、辞めたい意思を告げても聞く耳も持ってくれない場合があります。この場合は、妥協する必要はありません。スタッフの退職は歯科医院が決めることではなく、労働者の権利として守られるべきものなのです。どうしても話し合いにも応じてもらえない場合でも、基本的に辞めるのに会社の承認は必要ありません。内容証明などで退職届を送付して退職するという方法も最終手段として知っておかれるとよいでしょう。

円満退職するための工夫

円満退職するための工夫
なかなか辞められない職場を、少しでも「円満」に退職するためにはどうしたらよいのでしょうか?

■立つ鳥跡を濁さず
できるだけ後任のための引継ぎごとの準備をおこなうなど、医院側のその後を考慮した上で行っておきましょう。もしもあなたがベテランといわれる域であれば、後任のためのマニュアルを残しておくのもよいですね。

■入社契約時の規定などを見直す
できるだけ就業規則や契約時の規定などに沿って準備し、退職届を提出するようにしましょう。就業規則を無視した強行的な退職となれば、さまざまなトラブルにつながる可能性が高くなってしまいます。辞めたいと思うようになったら、しっかりと準備をすることが大切です。

辞めたいと思ったらしておきたい準備

他院への転職を前提として現在の職場を退職する場合、次の職場選びとして「辞めたいと思わないで済む職場選び」が求められます。現在の職場を上手に退職することもですが、新しい職場への配慮も考えておきたい部分です。

■就職活動をする前に
自分がなぜ現在の職場を退職したいのかを客観的に考えをまとめておきましょう。次はどんな歯科医院で、どのような環境であれば、自分が長続きすることができるかということが明確になります。自分の目標をしっかり整理して、次の就職先への就職活動をおこなうようにしましょう。

■転職先が決まっていたら…
転院先へは、事前に現在勤務中であることは通達した上で、就職できる予定などを話せるようにしておきましょう。たとえば今よりもスキルアップするため、勉強会や資格取得などに積極的な医院であったり、休日や早退などが取得しやすい・福利厚生が充実しているなど、今よりも自身にとって良い環境だと感じる医院への転院などであれば、迎え入れる側の医院も歓迎してくれます。退職の見通しが立つ前に、現在の状況を知らせずに転院希望の歯科医院の面接を受けるというような方法は、トラブルになりかねないので注意が必要です。

転職をお考えの方はぜひ今井歯科へ

転職の理由として、スキルアップや働きやすさを考慮しているのであれば、ぜひ今井歯科で働いてみませんか?

■さらなるスキルアップを目指せる
当院では院内勉強会に外部講師を招いておこなうこともありますし、スタッフ個々がプレゼンした内容が採用されて開催されるなどと、工夫を凝らし力を入れています。また、学会参加だけでなく、外部の勉強会やセミナーにも積極的に参加しています。

■ママでも働きやすい職場環境
今井歯科ではシフト制を導入し、さまざまな働き方を提案してくれます。産後復帰のママスタッフには、シフト制で週一から働いているスタッフもいます。園や学校の行事にも行くことができるので、子育てと両立して働きながら安心して休日取得することができます。

まとめ

辞めたいと思い転院を考える場合、なかなか辞められない場合を考慮しなければなりません。現在の勤務先にも次の勤務先にも迷惑がかからないように円満な転院ができるよう準備することが大切です。
今井歯科では転院で入社した方でも安心して働いていただける職場環境を整えています。既存スタッフが一から丁寧にお手伝いできるようマニュアルもしっかり完備してお待ちしております。随時見学も受け付けていますので、お気軽にご相談ください。