歯科コラム

歯科医院選びで確認すべき福利厚生のポイント

歯科医院選びで確認すべき福利厚生のポイント

歯科従事者として勤務先を検討する際、自分の希望する分野であるか、勤務時間、給与面の充実なども大切ですが、「福利厚生面」も重要なポイントのひとつです。

歯科医院によってさまざまな「福利厚生」に関して、最初に確認すべき主だった福利厚生面の項目や、募集要項にはなくても確認しておきたい項目はどんなものがあるでしょうか。また、面接等で福利厚生面などの確認の際の質問の仕方なども併せてご紹介します。

「福利厚生」とは

まずは福利厚生とはどんなものなのかをご紹介します。

■「福利厚生」とは
職場に雇用され、社員として働くことによって得られる給与以外の援助やサービスのことを「福利厚生」といいます。

保険制度への加入はもちろん、職場ごとに独自のサービスを設けている場合もあります。

■どの歯科医院も同じなの?
福利厚生サービスは歯科医院ごとによって違います。

実は歯科業界全体でいうと、福利厚生面がしっかり確立されている歯科医院は多くないのが現状です。だからこそ、安心して勤務を継続するためにも、「福利厚生面」がしっかりした歯科医院を見極めることはとても重要だということがお解りいただけると思います。

■なぜ「福利厚生」をしっかり確認することが重要なのか
求人票にはおおまかな福利厚生の項目が挙げられています。歯科医院は小規模がゆえに、実際は休みがとりたくても取りにくい場合や、産後職場復帰するための産休制度がないなどといったことが起こりがち。

女性スタッフが多い職場ですから、将来的なことも見据えて働きやすい職場であるかどうか確認しておかれると安心です。求人票以外ではホームページを確認したり、見学や面接時に質問するなどして、事前に情報を得るようにすると良いでしょう。

福利厚生面のどんなところをチェックすればいい?

福利厚生面のどんなところをチェックすればいい?
では具体的に、どのような部分をチェックしておけば「働きやすい職場」と言える福利厚生サービスか否かの判断基準となるのでしょうか。

■加入保険の種類
日本の歯科医院の約80%は個人経営です。そのため、社会保険に加入している歯科医院は少な目です。福利厚生面の加入保険の種類が「社会保険」の歯科医院は、医院が保険料の半額を負担してくれます。また、加入している医院は医療法人であることが多く、経営も安定していることの目安にもなります。「社会保険・厚生年金」と記載されている場合は選択の中の優先度を上げる目安にして良いでしょう。

■交通費や住宅手当
入社してみたら通勤するのにとても不便だったということや、マイカー通勤したかったのに駐車場がないなど、通勤方法や通勤時間に関わることは毎日のことになるので実はとても重要です。

近くに住むのであれば住宅手当がどれくらい賄ってもらえるのか。遠くから通勤するのであれば交通費はどこまで負担してもらえるのか。また駐車場の有無や提携駐車場の料金は負担してもらえるのかなど、細かく確認しておく必要があります。

■学会やセミナー参加費用
スキルアップのために積極的に学会やセミナーに参加している歯科医院はたくさんあります。しかしその参加費用は払ってもらえるのでしょうか。毎回自腹を切って払うとすればかなりの出費になることもあります。

この福利厚生は歯科医院特有のものといってもよいかもしれません。参加費用を負担してもらえる制度があり、スキルアップすることへのバックアップ体制の整った歯科医院であれば安心して働くことができます。

■賞与や退職金、有休などの待遇面
これは細かい部分までは求人票やホームページには記載されていないことが多いでしょう。
また、求人票には記載されていたはずなのに、実際働き出してみるとちゃんとしていない歯科医院だったというケースも少なくありません。

そこで、細かい部分は見学や面接時に直接確認しておかれることをおすすめします。書かれていたことと実際に差があると、せっかく入社してもすぐに退職するというような事態になりかねないからです。

切り出しにくい「福利厚生面」のチェックの仕方

確認しておきたいとはいえ、福利厚生面はなかなか質問として切り出しにくいもの。どのようにして確認すればよいのでしょうか。

■募集要項に掲載されていない内容も確認
主だった福利厚生は求人票やホームページで確認できます。しかし募集要項に載っていない項目に関しては直接確認をしておく必要があります。

たとえば残業はあるのか、またその分の給与はどうなるのか。年間の休日はどうなっていて、有休を取得するにはどうしたらよいのか。また労働時間は記載されているものと相違ないのかなどです。

ただしこのあたりの項目は、ダイレクトには聞きにくいもの。尋ねる際には十分注意して失礼のないようにしたいものです。

■面接時にどう質問すればよい?
切り出しにくい内容であっても、聞き方を工夫すればプラスの印象を与えることができます。たとえば「どんな成果を上げることでどのような報酬につながるのでしょうか?」という質問や、「1週間の段取りを把握するため、業務のスケジュールや勤務時間を確認させてください」といったような聞き方です。

また、「仕事内容について詳しくご教授ありがとうございました」と感謝の意を述べた後に「今後、こちらで働かせていただくにあたっての覚悟が高まりました。恐れ入りますが福利厚生面についてもあらかじめ確認させていただいてもよろしいでしょうか?」といったように、務める覚悟を呈した上での質問の仕方であれば好感が持てます。

■NGな質問の仕方は?
ダイレクトに「給料は〇〇万円というのは間違いありませんか?」や、「有休はしっかり取って良いのでしょうか?」というような聞き方。また、「就業時間は〇〇~△△までとありますが残業はありますか?」や「福利厚生の内容は求人票以外にありますか?」といったような探るような聞き方は、相手側に大変失礼ですので気を付けましょう。

あくまでも仕事に対しての意思や覚悟を持った上での前置きを述べてから本題を入れて質問しましょう。

まとめ

福利厚生面は働く側にとってとても重要なことですが、職場が医療現場ということもあってなかなか聞きにくい部分であることは確かです。
ダイレクトに聞いてしまっては職場に悪い印象を与えてしまい、採用の合否にも関わるかもしれません。質問は慎重に、且つ丁寧にしっかりと本質を聞くようにしましょう。

今井歯科の福利厚生面は、社会保険をはじめとする加入保険の充実、年2回の賞与と5年以上の永年勤続者への退職金制度、交通費・住宅手当、セミナー参加補助制度などさまざまな部分を網羅した福利厚生面です。

見学も随時お受けしておりオープンな職場環境です。お気軽にお問い合わせください。お待ちしております。